聞こえにくくなること、それは誰にでも起きる自然なことです。 一般的に、加齢による難聴は何年もかけてゆっくりと症状が進んで行きます。難聴者自身では自分の聞こえが低下していることになかなか気付くことができません。多くの場合、家族や友人、同僚が、あなたより先にあなたの聞こえの問題に気づきます。 聞こえの問題は、ご自身だけでなく、家族を始め大切な人たちにも影響を与えます。 聴力の衰えにはいくつかのサインがあります。下記をチェックしてみてください。 □相手に何度も同じことを聞き返す。 □テレビの音量が大きすぎると家族に言われる。 □騒々しい場所での会話が聞き取りにくい。 □電話の呼び出し音や電子音に気付かないことがある。 これらの症状がある方は、周りとの円滑なコミュニケーションが困難になるだけではなく、精神面での負担も大きくなります。 補聴器はお客様の個性で選ぶ! 補聴器は大別すると、耳あな型と耳掛け型があります。耳穴タイプはオーダーメイドなので、耳にフィットする・目立たない・メガネの邪魔にならないなどの特徴のほか、 電話通話の多い方にも適しています。また耳掛けタイプは、補聴器本体を耳の後ろに掛けて使うタイプで、軽度から高度難聴まで広く対応しているのが特徴です。 補聴器を検討する際に、片耳にするか両耳にするかいう話がでてきます。それに関しては両耳装用の方が片耳装用と比較して補聴器の満足度が高いという研究結果があります。片耳装用に比べて両耳装用は、聴こえの範囲が左右に広がるため、疲れにくい・にぎやかな場所でも聞き取りやすい・音の方向や距離をキャッチしやすいなどのメリットがあります。 実際に補聴器を見て・触って、聞こえを体感してみてください! 初めての補聴器をご検討の方は、ご来店に不安や戸惑いを感じておられるかもしれませんがご安心ください。スタッフがあなたの聞こえの状態をしっかりとお調べし、生活習慣などをお聞きしたうえで、あなたに合った補聴器を提案いたします。もし補聴器に対してネガティブなイメージをお持ちでしたら、実際に補聴器を見て・触ってみてください。補聴器に対するイメージがきっと変わるはずです。 補聴器は購入後のメンテナンスがとても大切です。購入された補聴器の、実際の生活での聴こえ具合を都度調整していく必要があります。また補聴器は直接身につけて使用しますので、クリーニングなどのケアも定期的に必要となります。メガネのノハラは、音の調整設備や補聴器専用のクリーニング乾燥機を完備しています。補聴器の購入はこれらのケアが容易にできる立地も大切な条件となります。